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 米Cypress Semiconductor Corp.と米IDT, Inc.,米Micron Technology Inc.の3社は,Quad Data Rate (QDR)と呼ぶ転送モードを備えた,デュアル・ポートSRAMを共同開発中であると発表した(リリース文)。QDR SRAM(ホームページ)はその名の通り,1サイクルで四つのデータを転送する。具体的には,独立して動作する二つのDDR(double data rate)ポートを備える。一方のポートを書き込み用に,もう一方を見出し用に使うことで,1サイクル当たり2回データを書き込むと同時に2回データを読み出せる。最初のチップは9Mビットの容量で,クロック周波数は167MHzになる予定。

 QDR SRAMは200MHz以上で動作する次世代交換機やルータをねらう。Zero Bus Turnaround (ZBT)や No Bus Latency (NoBl)方式のチップとの互換性はない。上述の3社によれば,ZBTやNoBlは200MHz未満の製品向けという。

 3社はQDRに関する特許をそれぞれもち,共同で開発を進めているが,量産・販売に関しては,基本的に独立して行なう。ピン互換性と機能互換性を保つために,量産フェーズに入っても緊密な連携を保つという。各社の製品発表は2000年の予定。