富士通は,同社のフラッシュEEPROMの論理シミュレーション・モデルを,インターネット経由で無償公開すると発表した(リリース文,モデルのダウンロードのホームページ)。供給するモデルは,米Denali Software, Inc.の「SOMA(Specification of Memory Architecture)」言語で記述してある。Denali社のメモリ・モデル作成ツール「Memory Modeler」とフラッシュEEPROMのライブラリを入手すると(両方で約100万円強という),このモデルを,VHDLやVerilog-HDL対応のHDL論理シミュレータで使うことができる。フラッシュEEPROMを含む,システム(ボード)・レベルの論理機能を検証する。
関連記事