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 EIAJ(日本電子機械工業会)は,1986年に締結された日米半導体協定を受けて,1988年に設立された「半導体ユーザ協議会(UCOM)」が8月2日付けで解散したと発表した(リリース文)。日米半導体協定締結時とは打って変わって米国半導体業界は絶好調,一方で国内半導体業界は迷走を続けている。すでにUCOMは役割を終えたと言われて久しい。今回のUCOM解散で,日米半導体協定という「圧力」は名実ともに終わりを告げたといえよう。