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 米LSI Logic Corp.は,同社のASIC向けIPコア・ライブラリ「CoreWare」にFPGA(field programmable gate array)コアを加えると発表した(リリース文)。まず,0.18μmルールのASIC「G12」向けに用意する。FPGAの基本技術は,米Adaptive Silicon, Inc.からライセンス供与を受けた。1mm当たり6000ゲート規模のFPGAを実現できる。これは既存のFPGAの約4倍という。このFPGAはSRAMセルをプログラム素子に使う。Adaptive社は独自のFPGAアーキテクチャを開発し,米Xilinx, Inc.の特許には抵触しないという。LSI Logic社は,Adaptive社へ出資すると共に取締役を送り込んだ。FPGAコアを含んだセルベースLSIのサンプル出荷は2000年前半,同量産出荷は2000年後半の予定である。FPGAコアを含むASSP(application specific standard product)の開発も進んでいるという。

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