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 IKテクノロジーとオムロンソフトウェア(ホームページ)は,Java言語入力のハードウエア-ソフトウエア協調設計ツール(開発コード名:Jedi)を開発中であると発表した。システム仕様をJava言語で記述すれば,ハードウエア部とソフトウエア部を自動分割し,ハードウエア部はRTLコードで,ソフトウエア部はファームウエアとして出力される。ハードウエアの動作合成には,IKテクノロジーが販売中の動作合成ツール「「礎」Design Prototyper」を利用する。

 Jediの基本部分は,通産省の次世代情報技術開発補助金の助成を受けた「オブジェクト指向協調設計技術による最適化可能システムLSIの開発手法」として,2000年2月までに開発される。その後,製品としてのブラッシュ・アップを図り,2002年の発売を目指す。まず,ハードウエア部をFPGA(field programmable gate array)上に実現するツールとして販売する予定。なお,IKテクノロジー(本社:東京)は稲畑産業(ホームページ)の関連会社で,上述の「礎」Design Prototyperや回路図エディタ,Verilog-HDLを開発販売するEDAベンダである。

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