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同社が開発中のプラットフォームで,操作環境を変えるデモを実施
同社が開発中のプラットフォームで,操作環境を変えるデモを実施
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 「2007 JavaOne Conference(JavaOne 2007)」三日目朝一番のGeneral Sessionには,米Motorola,Inc.のExecutive Vice President,Chief Technology OfficerであるPadmasree Warrior氏が登壇,「今後の携帯電話機のプラットフォームはオープン環境でなければならない」と力説した。

 高速な無線通信網の発達や携帯電話機の急速な普及は,先進国のみならず多くの地域においてネットワークにつながる人口を増やしているという。例えば,マセドニアでは国策としてWiMAX網を設置し,わずか2%だったネット人口を3カ月で47%にまで引き上げたという。このようにパソコンを経由せずに携帯電話機を通じてブロードバンド・ネットワークを利用するユーザーが急速に増えるとの予測を示した。

 しかし一方で,携帯電話機を通じて得られるユーザーの使い勝手は,パソコンのそれと比べるとかなり劣るのが現状である。その理由として,(1)プラットフォームが細かく分裂していること,(2)メーカーやサービス事業者が機能拡張競争を繰り広げていること,(3)プラットフォームが1枚岩のようになっていて,携帯電話機の複数の機能を組み合わせて新しいアプリケーション・ソフトウエアを開発できるようになっていないこと,を挙げた。

 その解決策として提示したのが,プラットフォームの抽象化と,統合化,および単純化である。これらへの取り組みとして,同社がJavaとLinuxを組み合わせたオープンなプラットフォームを構成し,さらにオープンソース・ソフトウエアとして公開するといった取り組みを実施していることを挙げた。