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課金形態別のオンライン・ゲームの利用経験
課金形態別のオンライン・ゲームの利用経験
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 矢野経済研究所は,パソコンと携帯電話で利用するオンライン・ゲームの利用動向調査の結果を発表した(発表資料)。

 課金形態別に見たオンライン・ゲームの利用経験は,完全無料の利用率が最も高く,パソコン向けで89.3%,携帯電話機向けで54.8%。無料のオンライン・ゲームの利用経験はパソコン向けの方が多いが,有料のオンライン・ゲームでは,この傾向が逆転する。「ソフトウェアのダウンロード時のみ課金」のゲームでは,携帯電話機向けでの利用経験が29.3%なのに対し,パソコン向けでは7.3%である。「月額固定課金制」のゲームでも,携帯電話機向けでは31.6%で,パソコン向けでは8.8%。有料オンライン・ゲームについては,携帯電話機での利用の方が,パソコンでの利用よりも3~4倍程度多い結果となった。ただし,ゲーム内でのアイテムや自分の分身となるキャラクター(アバター)の使用などに対して課金する「アイテム・アバター課金」のゲームは,パソコンでの利用経験の方が多い。

 パソコン向け有料オンライン・ゲームの利用傾向を属性別に見ると,利用率が高いのは30歳未満の男性。19歳以下の男性の利用率が48.9%,20代男性の利用率は49.4%である。その他の世代では,年齢が上がるにつれて,利用率は下がっていく。一方,女性の利用率は最も高い20代でも24.1%。19歳以下の利用率は22.1%で,他の世代の利用率も男性のほぼ半分である。なお,無料のオンライン・ゲームの利用経験は,すべての世代の男女において8割を超えている。

 携帯電話機向けの有料オンライン・ゲームの利用動向は,パソコン向けと異なる傾向を示した。19歳以下の男性の利用率が97.4%,20代男性の利用率が104.7%で,30歳未満の男性の利用率が最も高いのは同じだが,女性の利用はパソコン向けゲームより高い。19歳以下の女性の利用率が84.6%,20代女性が87.3%と,男性の利用率より1割程度低いだけにとどまった。男女とも世代が上がるにつれ利用率が下がる傾向はパソコン向けゲームと同様だが,60歳以上の傾向はパソコン向けと異なる。携帯電話機向けゲームの利用率は女性が36.4%,男性が15.4%で,女性の方が男性の2倍程度利用している。有料ゲームで男性より女性の方が利用率が高いのは,60歳以上の世代のみとなった。無料の携帯向けオンライン・ゲームの利用率は,49歳以下では男女とも4~6割程度だが,50代になると7割以上だった。