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 米MIPS Technologies, Inc.は,64ビットRISC型マイクロプロセサのアーキテクチャ「MIPS64」の拡張命令セットとして,3次元グラフィックスの高速処理に向けた「MIPS-3D」を定義した(リリース文)。MIPS-3Dは3次元グラフィクス処理で多用する32ビットの浮動小数点データを扱う命令から成る。たとえば,二つの32ビット浮動小数点データを並列処理するSIMD型命令を含む。

 MIPS-3Dに対応することで1mm2ほどチップ面積が増すが,グラフィクス処理性能は最大83%向上し,コード規模は30%小さくなるという。ジオメトリ演算性能は最大25万ポリゴン/秒,複雑な光源計算をした場合でも10万ポリゴン/秒を達成可能と見込む。MIPS-3Dは,セットトップ・ボックスや家庭用ゲーム機,パーム・サイズPC,カーナビ,インターネット端末,DVDを使ったエンターテインメント・システムなどでの利用をねらう。なお,MIPS-3Dが最初に追加されるのは,「MIPS64 20Kファミリ(開発コード名:Ruby)」という。

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