PR

 米Applied Simulation Technology, Inc.(Apsim社)は,高速ボード(プリント回路基板)の電源/接地面の電流分布を解析・グラフィカル表示するEDAツール「ApsimRPATH(関連記事)」を発売した(リリース文)。このツールを使って,電源/接地面に流れる高周波帰還電流を求める。ボードの帰還電流量が大きかったり,信号線からの迂回距離が大きいと,EMI(放射電磁雑音)につながるコモン・モード電流や誤動作の原因になるクロストーク雑音が大きくなる。ApsimRPATHは,ボードのレイアウト設計データ(電源/接地面のパターン形状や部品情報)を入力すると,電磁解析と回路解析を実行し,電源/接地面の電流分布をグラフィカル表示する。Spiceモデルの出力も可能である。米国での価格は5万米ドルから。

 また,同社は,ボードの電源/接地面のインピーダンスの周波数特性やsパラメータなどを求めるEDAツール「ApsimDELTA-I」をリリース5にバージョン・アップした。ApsimDELTA-Iは,ボードのレイアウト設計データ(電源/接地面のパターン形状や部品情報)を入力すると,電源/接地面のインピーダンスの周波数特性やsパラメータなどの4端子定数を出力する。Spiceモデルの出力も可能である。今回,ノード数を圧縮する機能を追加し,以前の製品に比べてコンパクトなモデルを生成できるようにした。ApsimDELTA-Iの米国での価格は3万5000ドルから。また,オプションで「PGedit」を用意した。レイアウト設計データの簡単な修正や表示ができる。修正時に,いちいちレイアウト設計用EDAを立ち上げる必要がなくなる。

関連記事