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 サンケン電気は,高輝度で放電するHID(high intensity discharge)ヘッド・ランプ駆動IC「SLA2402M」を開発,1999年4月にサンプル出荷を開始する。外形寸法が30×15×5mm3と小さい。

 HIDヘッド・ランプは従来のハロゲン・ランプとは異なり,放電現象によって発光する。輝度が高い,太陽光に近い白色で視認性に優れる,消費電力が少ない,寿命が長いといった特徴を備える。ただし駆動ユニットの価格が高いため,高級車やRV車などに搭載されているだけだった。従来,同社はHID向け電子回路ユニットのインバータ部で使うMOSトランジスタを販売していた。今回,高耐圧のpMOS技術を用いることで,高耐圧のモノリシックIC,4個のパワーMOS FET,周辺回路を一つのパッケージにまとめて小型化し,駆動ICの低価格化を実現した。

 入力電圧は+15V,出力電圧は+500V,出力電流は15A。動作温度範囲は-40℃~+105℃である。待機時に回路に流れる最大電流は3~4mA。18ピンSIP(single in-line package)封止。ただし,最終製品の仕様は若干変わる場合がある。サンプル価格は1000円。