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 フォース・フィードバック技術を利用したコントローラなどを開発する米Immersion Corp.は2007年6月19日,米Microsoft Corp.から振動コントローラに関わる特許のライセンス契約に違反しているとして,米国ワシントン州西部地区の連邦地方裁判所に提訴されたと発表した(発表資料)。

 Microsoft社が違反していると主張するライセンス契約は,同社の家庭用ゲーム機「Xbox」などに使用されている,ゲーム画面と連動してコントローラが振動する技術などの特許に関するもの。Immersion社は2002年2月,Xboxやソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)の「プレイステーション」製品群およびそのコントローラなどが,同社の保有する特許を侵害しているとして,Microsoft社とSCE, 米Sony Computer Entertainment of America, Inc.を相手取り,訴訟を起こした(発表資料)。その後,Immersion社とMicrosoft社は和解に達し,2003年7月25日付でライセンス契約を締結した。この際,Microsoft社はライセンス料や和解金として2600万米ドルを支払っている(発表資料)。2007年にはSCEらとも和解し,ライセンス契約を結んだ(Tech-On!の関連記事)。

 Microsoft社は,Immersion社がSCEと和解に達した場合に,Immersion社はSCEから受け取った金額のうちの一部をMicrosoft社に支払う義務があると主張している。SCEの支払いが1億米ドルまでの場合は1500万米ドルを,1億~1億5000万米ドルだった場合にはその25%を1500万米ドルに上乗せした金額を,1億5000万米ドルを超えた場合には17.5%を上乗せした金額をMicrosoft社に支払わなければならないとしている。

 一方,Immersion社は,Microsoft社との契約について「SCEと和解に達してもMicrosoft社への支払いの義務はない」と主張している。