PR

 DaimlerChrysler社は、プラスチック光ファイバによる車内LANを全車種に展開することを明らかにした。同社は1998年11月に発売した新型「Sクラス」で、CDプレーヤや自動車用 ナビゲーション装置などの情報系装置をプラスチック光ファイバで相互に結んだ、いわゆる車内LANを構築している。ワイヤ・ハーネスを使う場合に比べて、高速でデータを伝送 しても電磁波を発生しない、軽量にできるといったメリットがある。

 DaimlerChrysler社は正式に公表はしていなかったが、こうしたプラスチック光ファイバで情報系装置を結んだ車内LANはSクラスに採用する前、すでに1998年からMクラス以外の 車種で採用し始めていたという。1999年半ばには、Mクラスでも同様の車内LANを構築する計画。これによって旧Daimler-Benz AGの全車種に、プラスチック光ファイバによる車内 LANを展開することになる。いずれも、データ・バスには「D2B」を採用する。データ伝送速度は4.2Mビット/秒。Sクラスの場合、光ファイバで構築しているLANの全長は7mという。