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 NECは自動車用ナビゲーション・システム(カーナビ)に向けたグラフィックスLSI「μPD72254Y」を発売した。近年,DVD-ROM装置を搭載したカーナビなどでは,高度な描画性能が求められるようになってきた。従来のカーナビでは描画処理のほとんどをソフトウエアで行なっていたため,マイクロコントローラにかかる負荷が大きい。それに対して,今回の製品では専用LSIで描画処理ができるようになった。

 同社のパソコン向けグラフィックス・アクセラレータLSI「μPD72623Y」を基にした。直線描画処理性能は2.0MLPS,矩形描画性能は120kPPSと,いずれも同社の従来のカーナビ向けグラフィックスLSIと比べて10倍以上という。いわゆるSVGAサイズ(800×600画素)の画面が表示できる。 さらに,今回の製品はZ値の比較,グーロー・シェーディングといった3次元グラフィックスの機能も備える。テレビ画像のような外部からのビデオ信号入力を拡大・縮小して表示する機能をもつ。サンプル価格は3000円。