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 慶應義塾大学マルチメディア・コンテンツ統合研究機構(以下,DMC機構)は,シュエンテック,ネクストウェーブとともに「データキャストコンソーシアム」を設立すると発表した(PDFの発表資料)。同コンソーシアムは,通信網や放送網など伝送経路の種類やコンテンツを受信する端末の種類を問わず,通信コンテンツや放送コンテンツを共通で配信できる次世代マルチメディア放送の実現に向けて,技術要素の検討や仕様化,実証実験,標準化提案などを行うという。

 具体的な活動内容には,以下の4つを挙げる。(1)さまざまなデータ形式を柔軟に扱うことが可能なデータ転送仕様の策定,(2)各種実験への仕様提供や実装支援,(3)仕様の標準化提案,(4)実サービスへの提言と仕様開示である。策定する仕様については,初期段階から積極的に外部へ公開し,フィードバックを得て改良を重ねるという。標準化が見込める仕様については,放送や通信でのコンテンツ提供サービスに積極的に開示し,実サービスの早期開始に寄与する予定。

 構成メンバーは以下のとおり。代表に慶應義塾大学環境情報学部教授およびDMC機構運営委員会委員の稲蔭正彦氏,副代表には慶應義塾大学DMC機構研究員の根津智幸氏が就任する。幹事組織は,慶應義塾大学DMC機構,シュエンテック,ネクストウェーブが務める。同コンソーシアムは2007年7月~2009年3月まで活動する予定。現在,参加する企業や個人を募集している。