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  IEEE1394インタフェースの普及団体である1394TA(Trade Association)は,パソコン関連製品の開発者向け会議「WinHEC」(米国ロサンゼルス市で開催)で,IEEE1394インタフェースを備えたパソコンや周辺機器が60種類を超えたことを明らかにした。同団体は,「1999年後半にはIEEE1394対応のスキャナ装置やプリンタが登場する。
 
 さらにハード・ディスク装置やディジタル・カメラの登場も時間の問題」としている。現在,米Apple Computer, Inc.と米Compaq Computer Corp.,ソニー,NECなどがIEEE1394インタフェースを備えたパソコンを発売中だ。

 年内には,さらに4社の大手メーカが同様の製品を発売するもよう。同団体がメンバの半導体メーカに調査した結果,プリンタやスキャナ装置,外部記憶装置といった周辺機器向けだけで,1999年中に累計800万組のLSIの注文があったという。米Texas Instruments Inc.は,「1社だけで2000年に2400万組のチップ・セットを出荷予定」と強気のところをみせた。セイコーエプソンは,IEEE1394インタフェースを備えたカラーのインクジェット・プリンタを発売する計画があることを明らかにした。

 現在のIEEE1394のデータ転送速度は最大400Mビット/秒である。この高速版の仕様「1394.b」は1999年末までに固まる見通しという。速度は800Mビット/秒および1.6Gビット/秒に高まる。1394TAが,こうした高速化のロードマップを強調するのは,米Intel Corp.がUSBの速度を240Mビット/秒に高める計画を明らかにしたことが背景にありそうだ。なお,1394TAの詳細は,www.1394ta.orgから入手できる。