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 オランダRoyal Philips Electronics社は「WinHEC 99」で,デバイス・ベイ対応のディジタル・テレビ放送受信装置を見せた。ディジタル放送のチューナICや8値VSBの復調LSI,IEEE1394インタフェースLSIなどをデバイス・ベイ規格で定めた大きさの筐体に納めた。

 この筐体をパソコンに挿入することで,受信したディジタル・テレビ放送をパソコンの画面で表示できる。デバイス・ベイは,パソコンの拡張スロットの規格で,IEEE1394もしくはUSBを使ってパソコンと接続するが,今回はIEEE1394を採用した。

 同社が今回開発した装置では,まず米国の地上波ディジタル放送で用いる8値VSB信号を復調し,スクランブル解除する。スクランブル解除後のMPEG2トランスポート・ストリーム(TS)を,IEEE1394経由でパソコンに転送する。パソコンでTSをMPEG2復号化して番組を再生する仕組みである。ただし,今回の装置を使って実際に表示するデモはなかった。