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 富士ゼロックスは,IEEE1394を使って周辺機器間でデータをやりとりする際のプロトコルの一つ「ダイレクト・プリンティング・プロトコル (DPP)」を複数の周辺機器に実装し,異なるメーカの周辺機器でデータの送受信が可能なことを実演した。DPPの特徴は,パソコンを使わずに,周辺機器間がデータをやりとりできることにある。たとえば,ディジタル・カメラからプリンタに直接画像を印字できる。

 一方,IEEE1394の競合技術である USB(Universal Serial Bus)では,周辺機器間のデータ転送にパソコンが必須のため,民生機器の接続には向かないとされる。 DPPは,日本メーカが中心の標準化団体「PWG-C(Printer Working Group-Consumer)」が仕様を策定した。

 異なるメーカの機器間でDPPの相互接続を確認したのは今回が初めて。接続した機器は,富士ゼロックス製レーザープリンタとスキャナ装置,キヤノン製インク・ジェット方式プリンタ,ディジタル・カメラでの写真をネットワークに取り込む専用装置などである。

 いずれの機器にも「Thinプロトコル」と呼ぶトランスポート層を実装した。トランスポート層のうえに,DPP標準のDPPコマンド・セットや富士ゼロックスが独自開発したコマンド・セットを載せた。