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Google社のセミナーは出版業界の参加者で埋まった
Google社のセミナーは出版業界の参加者で埋まった
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 米Google Inc.は2007年7月3日,書籍全文検索サービス「ブック検索」を日本でスタートさせた。

 このサービスは,2004年に米国で開始した「Google Book Search」の日本語版である。Google Book Searchに書籍を提供したのは,35カ国,1万社以上の出版社で,書籍数は100万タイトルに及ぶ。

 Google社は,2007年7月5日に東京ビッグサイトで開催された「デジタル パブリッシング フェア2007」にブースを構え,出版業界の参加者に向けて同サービスへの参加を促すセミナーを催した。グーグル マーケティングマネージャーの永沼秀典氏によれば「反応は上々。セミナーの後に『ウチの本を登録してくれないか』と出版社が訪ねてきた」という。

 同様の全文検索サービスは,日本では既にAmazon.co.jpが「なか見!検索」サービスで実現している。Googleのブック検索とAmazon社のサービスの違いは「通常のWWWサイト検索でも書籍のテキストを検索できること」(永沼氏)という。「Amazonのサイトを訪れるのは,既に本を買う意思を持ったユーザー。我々のサービスは,google.co.jpでテキスト検索したユーザーにも書籍の検索情報を提供する。これにより,ユーザーと書籍との思いがけない『出会い』を実現できる」(永沼氏)。

 同サービスに書籍を登録したい出版社は,Googleに本を1冊提供する。後は,Googleが書籍をスキャンしてテキストを抽出する作業や,書籍の情報を登録する作業を無償で行う。これによりGoogleのユーザーは,通常のWWWサイト検索またはブック検索を通じて,書籍のテキストをキーワードで検索できるようになる。ユーザーは,検索したキーワードが掲載された箇所の前後数ページを閲覧できる。さらに,リンクを辿って出版社のサイトやオンライン書店のサイトで書籍を購入できる。

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