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 米Texas Instruments Inc.と米Liquid Audio,Inc.,独Fraunhofer Institute for Integrated Circuits,米SanDisk Corp.は共同で,半導体メモリを記録媒体に使った携帯型音楽プレーヤのリファレンス・デザインを作製した。各社はメーカに対し技術ライセンスを販売する。1999年のクリスマス商戦に製品を発売できるという。音楽の著作権保護技術を検討する団体SDMI(Secure Digital Music Initiative)が,1999年6月28日に策定した「携帯型プレーヤに関する仕様」に準拠したことをうたう。

 今回作製したリファレンス・デザインは,各社の技術や製品を組み合わせている。オーディオ信号処理LSIにはTI社のDSP 「TMS320C5410」を使い,オーディオ符号化技術にはFraunhofer研究所がライセンス管理するMP3とAAC(Advanced Audio Coding)を採用する。著作権保護技術は,Liquid Audio社が開発した「SP3(secure portable player platform)」と呼ぶ技術を用い,小型メモリ・カードにSanDisk社のMMC(MultiMediaCard)とCompactFlashを使えるようにした。新たにライセンス団体を設けるわけではなく,それぞれの技術について各社個別にライセンス申請する必要があるという。