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 音楽の著作権保護技術を検討する団体SDMI(Secure Digital Music Initiative)は,1999年6月23日から25日まで米国ロサンゼルス市で開催された会合で,半導体メモリを記録媒体に使った携帯型音楽プレーヤに対する要求仕様を採択した。この仕様「SDMI's Portable Device Specification Version 1.0」は,1999年7月7日と8日に開催されるSDMI総会で承認を受けたのち,SDMIのホームページ(URLは,http://www.sdmi.org)で公開される予定である。

 今回策定した要求仕様では,携帯型プレーヤの著作権保護機能をフェーズ1とフェーズ2の2段階に分けて実現する。フェーズ1では,携帯型プレーヤからの不正コピーを防ぐ著作権保護機能などは備えるものの,再生するコンテンツがどこかで不正コピーされたものか,そうでないかを検知する仕組みをもたない。これに対してフェーズ2ではこの部分を強化し,不正コピーを検知する仕組みを設ける。たとえば,いったん不正コピーされた音楽コンテンツをパソコンにダウンロードした場合,そのコンテンツをパソコンから携帯型プレーヤに録音できないようにする。ただし,フェーズ1でもフェーズ2でも,CD(コンパクト・ディスク)からコンテンツを複製して利用することは可能である。