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 三洋電機は,2000年春をメドに小型メモリ・カードを記録媒体に使う携帯型音楽プレーヤを発売する。複数のオーディオ符号化方式に対応することが特徴。「少なくともMP3とAAC(advanced audio coding),Dolby Digitalには対応するつもり」(三洋電機)という。記録媒体は未定。レコード店やコンビニエンス・ストアで音楽コンテンツをダウンロードするための端末も開発中である。

 同社は,携帯型プレーヤのオーディオ信号処理LSIとして,米Texas Instruments Inc.(TI社)が開発したDSP「TMS320C5000シリーズ」を採用する。著作権保護技術は,米Liquid Audio,Inc.が開発した「SP3(secure portable player platform)」と呼ぶ技術を使う。TI社とLiquid Audio社は,1999年6月にSDMI(Secure Digital Music Initiative)準拠の携帯型音楽プレーヤに向けた技術ライセンスを販売することを表明しているが,今回はこれを受けたもの(関連記事)。

 三洋電機が2000年春に発売する製品は,1999年7月にSDMIが公開した携帯型プレーヤに対する要求仕様の「フェーズ1」に準拠する予定。 SDMIが2000年3月に策定する予定の「フェーズ2」準拠ではない。「フェーズ2には,パソコンで使うソフトウエアを替えるだけで簡単に対応できるため」(三洋電機)としている。