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 本田技研工業は,4月30日付け日本経済新聞が報道した「本田は日米で販売している充電式の電気自動車の生産を中止したことを明らかにした」との記事に関して,「事実と若干異なる」(同社広報部)とコメントした。新聞記事では「本田は電気自動車「EVプラス」を日米で販売していたが,21世紀初頭から急速に普及すると見られているハイブリッド車や燃料電池車ほどの量産は期待できないため,生産を取りやめた」としている。これに対して本田は「生産を中止したわけではなく,休止している状態である」(同社広報部)という。

 米国カリフォルニア州では,同州大気資源局が電気自動車の販売義務を全自動車メーカに課し,各自動車メーカに対してシェアに応じた販売割り当て台数を算出している。本田への割り当ては260台程度。同社はこのカリフォルニア州向けのほか日本などでの販売分も含め,すでに当初計画していた台数分の生産を終えた。このため,「現在は生産を休止しているだけ。生産を中止したわけではない」という。今後は,ユーザが電気自動車をどのように利用するのか,満足度や市場性はどの程度あるのか,といったことを検証していく計画である。