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 ICCEでは,松下電器産業がIEEE1394とATMを結ぶルータの試作について発表を行なった。部屋の間をATMで接続し,各部屋に置いたAV機器の間をIEEE1394で結ぶといった使い方を想定している。

 IEEE1394のIsochronousモードを使って転送した映像データなどをATM経由で別の部屋に置いた機器にリアルタイム伝送するために,TCP/IPプロトコルに変換する際にいったん省略したタイム・スタンプ情報を,TCP/IPプロトコルの時刻情報を使って受信側のルータで再現するようにした。ルータにはATMのインタフェース・ボードとIEEE1394のインタフェース・ボードを内蔵したパソコンを使った。

 ATMは最大データ転送速度が155Mビット/秒のものである。DV形式の映像データを伝送したところ,映像のコマ落ちなどは発生しなかったという。