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 ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は,2001年にプレイステーション2 をプラットホームとし,ネットワーク経由でのコンテンツの配信ビジネス「ビット配信ビジネス(e-Distribution)」を始める計画があることを明らかにした。

 同社はこれまで,ゲーム機をプラットホームとしたコンテンツ配信ビジネスについては,かたくなまでに口を閉ざしてきたが,今回初めて,その方向性を認めたことになる。このところ,世の中で「音楽配信」という言葉が広く使われるようになっている。SCEとしては,コンテンツ・ビジネスが音楽にとどまらないことを強調する意味を込めて,「ビット配信ビジネス」という言葉を使ったと思われる。

 通信路としては,ケーブル・テレビ・ネットワークの利用を前提とする。Ethernet経由でケーブル・テレビにつなぐ。ダウンロードしたデータはハード・ディスク装置に格納する。このサービスに向けて,認証・暗号化技術を用いた電子商取引システムも開発中というが,明らかにはなっていない。必要なハードウエアは,PCカード・インタフェースを使って拡張する。専用のネットワーク接続アダプタを用意するという。ケーブル・テレビ以外の通信路を使ったサービスについては,いまのところ言及していない。