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 松下電器産業は,1999年11月10日に予定していたDVD-Audioプレーヤ「DVD-A7」の出荷を,12月中旬に延期するもようだ。1999年12月1日予定の「DVD-A10」の出荷も同時期にズレ込むという。松下電器の出荷遅れにより, DVD-Audioプレーヤの国内出荷は,松下,パイオニア,日本ビクターの3社が12月に足並みをそろえたかたちになった。

 同社によると出荷遅れの理由は,DVD-Audioソフトの再生に関する検証作業にあるという。DVD-Audio規格内のあらゆるソフトを障害なく再生できるどうか,プレーヤ側の検証作業を現在進めている段階という。この検証作業が予定よりも時間がかかり発売を延期した。

 なお,DVD-Audioソフトに採用した著作権保護技術は,米IBM Corp.と米Intel Corp.,松下電器産業,東芝が提案した,いわゆる4C方式。この著作権保護技術を組み込んだソフトと組み込まないソフトでそれぞれ別々の検証作業が必要となることも,検証作業に時間がかかっている一因とみられる。

 「初期のCDプレーヤやDVD-Videoプレーヤは,特定のソフトが正常に再生できない問題が生じた。DVD-Audioではそういったことがないように,万全を期したい」(同社)という。

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