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 DVDの不正コピー防止技術である「CSS」を解除または回避するソフトウエアを頒布しているWWWサイトなどに対し,米映画協会MPAA (Motion Picture Association of America)の弁護士などが,警告文の送付を始めたもようである(関連記事1関連記事2)。DVDの不正コピー問題は,新たな段階に突入した。

 「DVDの暗号化を解除し,DVDの不正コピーを可能にするツールを提供している」として,米Columbia Pictures Industries, Inc.や米Disney Enterprises, Inc.,米Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc.,米Paramount Pictures Corp.,米TriStar Pictures, Inc.,米Twentieth Century Fox Film Corp.,米United Artists Pictures, Inc.,米Warner Bros.など,米国の映画関連会社を代表する弁護士事務所が,こうしたWWWサイトの管理者に対して警告を発する電子メールを送ったようだ。一部の WWWサイトでは,警告文に対応し,暗号解除ツールの提供を取りやめ始めた。

 しかし,DVDの暗号解除ツールはすでに多数のWWWサイトで頒布され始めている。こうしたWWWサイトを一網打尽にするのはきわめて困難である。いわゆる「もぐらたたき」の状態にもなりかねない。著作権保護に関する法律のゆるい国のWWWサーバに格納された場合も対処は難しくなる。警告文の効果が芳しくなかった場合,米映画会社は新たな行動に出ることも考えられ,対処に注目が集まる。