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 米Metabyte, Inc.の一部門であるMbTV Networksは,パソコンでEPG(電子番組ガイド)などを使ったディジタル録画を行なうためのソフトウエア「MbTV-PC」を開発し,1999年 11月15日から19日に米国ラスベガスで開催される「COMDEX/Fall '99」で初公開する(関連サイト)。パソコンで,米Replay Networks,Inc.や米TiVo,Inc.が実用化したハード・ディスク装置(HDD)を使った民生用録画装置に似た機能を実現するためのソフトウエアである(関連記事)。米C-Cube Microsystems,Inc.のMPEG2符号化LSI「DVxplore」と組み合わせて,録画のデモンストレーションなどを行なう予定。今回のCOMDEXの一つのポイントは,録画パソコンになりそうだ(関連記事関連記事「VTRがなくなる--プロローグ--ポストVTRはパソコンか」)。

 MbTVは,(a)パソコンの内蔵HDDに録画した複数のテレビ番組などのなかから,望みのものを選んで瞬時に呼び出して再生できる,(b)放送中の番組をあたかも「一時停止」したり,「巻き戻す」といった特殊再生が可能,(c)「Preference Engine」と呼ぶソフトウエアによってユーザの視聴履歴を分析し,好みの番組を提示するといった機能をパソコンで実現する。TiVo社の「TiVo Personal TV Service」ではユーザが自ら「好き(thumbs up)」「嫌い(thumbs down)」を指定するのに対し,Preference Engineは自動的にユーザの嗜好を分析できるという。これに基づき,EPGから推薦する番組を選び出したり,推薦する番組を自動的に録画しておいたり,好みに応じた商品が載っている電子商取引用の電子カタログを配信することができる。