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 ソニーは,記録媒体にフラッシュEEPROMを用いる携帯型音楽プレーヤとして「メモリースティック ウォークマン」に続き,「VAIO Music Clip」(型番はMC-P10)を開発し,米国で開催されるパソコン関連の展示会COMDEX/Fall’99で実演する。

 「メモリースティック ウォークマン」は,記録媒体としてソニーが開発した小型メモリ・カード「メモリースティック」を用い,再生できるのは「ATRAC3」と呼ぶ方式で圧縮した音楽データのみである(関連記事1関連記事2)。 MP3方式のデータは,パソコンで動作するソフトウエアでATRAC3方式に変換する必要があった。これに対して「VAIO Music Clip」は,フラッシュEEPROM内蔵型で,複数のデータ圧縮方式に対応する(ATRAC3にもMP3にも対応できる)。パソコンとはUSBで接続し,音楽データをダウンロードするもよう。詳細は,1999年11月16日に発表する。

音楽データの配信でMicrosoft社と提携

 同社は1999年11月15日付けで,音楽配信の分野で米Microsoft Corp.と提携することを発表した。具体的には,Microsoft社の「Windows Media Technologies」と,ソニーの音楽著作権保護技術「OpenMG」を相互接続させることで合意した。Windows Media Audio形式の音楽コンテンツの配信をパソコンで受け,「VAIO Music Clip」で再生できるようにするほか,ATRAC3方式に変換して「メモリースティック ウォークマン」で再生できるようにする。なお,米Sony Music Entertainment(SME)社はMicrosoft社と,「Windows Media Technologies 4.0」を利用したインターネットによる音楽配信を始めることで合意している(関連記事3)。