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 USB2.0にはコネクタ/ケーブルの規格として,USB1.1とは異なる仕様を盛り込むことが明らかになった。「Engineering Change Notice(ECN)」と呼ぶ。仕様上は,USB1.1に準拠したコネクタやケーブルとUSB2.0準拠したコネクタやケーブルの間で完全な互換性を保証できないことになる。ただし,「USB1.1に準拠しているコネクタやケーブルならば,事実上はECNを満たせると考えている」(米Intel Corp.のVenkat Lyer氏)という。

 ECNは次の5項目から成る。(1)差動伝送する信号間のスキューを100ps未満にしたこと。USB1.1では400psまでのスキューを認めていた,(2)ケーブルを伝送する信号の減衰率に関する特性を最大400MHzまで規定した,(3)ケーブル両端のコネクタ間(接地端子の部分で測る)の直流抵抗の規定を設けた,(4)ケーブルでの信号遅延を規定する仕様に,ケーブル1m当たりの値を追加した,(5)コモン・モードのインピーダンスに関する仕様を定義した。なお,この記事の詳細は1999年10月25日の日経エレクトロニクス誌で報道予定。

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【過去記事】
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▽8/27:USBのデータ転送速度,現行の30~40倍に(内容などの詳細