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  NECと三菱電機,安川電機の3社は,IEEE1394を産業機器に利用するための標準化作業に乗り出す。具体的には,IEEE1394の拡張仕様として,産業機器向けのプロトコル「ディジタル・;サーボ・プロトコル」を定義する。FAパソコンとサーボ・ドライブの間でデータを受け渡しするのに,このプロトコルを用いる。

 3社は,今後発売するFA機器にIEEE1394インタフェースを装備させ,このプロトコルを実装することを予定している。FA制御機器の標準仕様を策定している「MSTC(製造科学技術センター)」と連携しながら,仕様を確定させる。動作検証などを進めながら,他社へも採用を呼びかけるという。1999年10月26日から東京ビッグサイトで開催される「システムコントロールフェア'99」の会場で,3社の製品を使った相互接続テストのデモを展示する予定。

そもそもIEEE1394は,FA機器用のシステム・バスとして1980年代に標準化作業が始まった。Apple社やソニーが中心になって標準化作業に乗り出したことで,AV機器やパソコンに向けて仕様作りが進められた。それが原点のFA分野で,今後どういった方向に展開されるかが注目される。ちなみに,米国でもFA機器用に最適化したIEEE1394の規格を標準化しようという動きはある。