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  米Cirrus Logic,Inc.は,IEEE1394向けリンク層LSI「CS8510」のサンプル出荷を2000年6月に開始する。特徴は,米Digital Harmony Technologies,Inc.のファームウエアに最適化したことと,マイクロコントローラを内蔵したことである。

  Digital Harmony社は,IEEE1394インタフェースを備えるディジタル家電機器に必要なファームウエアを提供している。同社が提供するファームウエアには,P1394aやAV/Cプロトコル,IEC61883などに関連した各種ソフトウエア・スタックが,30種類以上含まれている。機器メーカは,同社からファームウエアのライセンス供与を受ければ,自社ですべてを開発する場合に比べて,開発期間を最大で1/3程度に短縮できるという。

  今回のリンク層LSIは,Digital Harmony社のファームウエアの使用を想定して設計したという。ファームウエア格納用に,16Mバイト程度の容量のメモリが外部に必要になる。 シリアル・バス管理やノード・コントローラの機能を担うマイクロコントローラとして,ARM7tdmiを内蔵している。不正コピー防止用回路として,DTCP(Digital Transmission Content Protection)対応の暗号化/復号化回路を集積した。最大データ転送速度は400Mビット/秒に対応する。物理層回路は集積していない。電源電圧は+2.5V。サンプル価格は未定。