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 韓国Samsung Electronics Co.,Ltd.は,ディジタル家電の研究開発費を一気に増額し,年平均15%増で売り上げを伸ばして2005年に580億米ドルの売り上げを達成する計画を明らかにした。「Samsung DIGITall: everyone's invited」というスローガンを掲げ,2005年時点で,ディジタル家電メーカとして世界で3位以内の地位を固めるのが目標である。

 この計画を実現するために,今後5年から10年の間に14億米ドル以上を研究開発に投じる。同社はディジタル関連機器の研究開発に限ると1999年で8000万米ドルを使った。これを2000年に,一気に3億1500万米ドルに増やす。

 具体的な製品戦略は,たとえば次の通り。小型メモリ・カードのSmartMediaを使った製品が目立つ。

●米国で1999年第4四半期に投入する(した)製品は
・世界初のCDMA PCS携帯電話機「SCH-3500」。149米ドル。
・携帯型MP3オーディオ・プレーヤ「YP-E32」と「YP-E64」。それぞれ169.99米ドルと249.99米ドル。SmartMediaを交換可能な媒体として使えるほか,それぞれ本体に32Mバイトと64MバイトのフラッシュEEPROMを内蔵。

●米国で2000年第1四半期に投入する製品は
・静止画の表示が可能な携帯型MP3オーディオ・プレーヤ「Photo Yepp」。399.99米ドル。
・ディジタル・スチル・カメラ「SDC-80」。半透明の筐体を採用し,85万画素で349.99米ドル。SmartCard対応。
・17インチ型液晶テレビ受像機「SyncMaster 170MP」。チューナ回路内蔵。ディジタル・ズーム表示が可能。3499.99米ドル。
・ディジタル・スチル・カメラ「SDC-007」。液晶パネルを回転・折り曲げられるハイエンド機で599.99米ドル。

●米国で2000年第2四半期に投入する製品は
・ヒップ・ホップ系のデザインを採用した携帯型MP3オーディオ・プレーヤ「Yepp New E」。32Mバイトの内蔵メモリを搭載。媒体はSmartMedia。199.99米ドル。
・ハイエンドの携帯型MP3オーディオ・プレーヤ「Yepp New D」。いわゆる3Dサウンドの機能を備える。32Mバイトの内蔵メモリを搭載。媒体はSmartMedia。249.99米ドル。
・動画や静止画の表示が可能な携帯型MP3オーディオ・プレーヤ「Motion Yepp」。ミュージック・ビデオや歌手のプロフィルなどが表示できる。499.99米ドル。
・ディジタル・フォト・アルバム「SyncMaster 80」。SmartMediaに蓄積したディジタル静止画ファイルなどをスライドショー形式などで表示できる。799.99米ドル。
・43インチ型のHDTV放送対応の投射型液晶テレビ。5999.99米ドル。

●米国で2000年第3四半期に投入する製品は
・書き換え可能なDVDディスク「DVD-RAM」を記録媒体に用いたDVD録画装置「DVR-2000」。アナログ放送などもMPEG2符号化機能によって記録できるようにする。プログレッシブ出力(Y, Pb, Pr)に対応する。1999.99米ドル。

 さらに同社は,300万米ドルをかけて13才から25才のいわゆるジェネレーションYや,インターネットの利用を日常的にこなすジェネレーションNといったカテゴリの消費者の動向を調査する。さらに,2001年までに米国で1億5000万ドルを投じる広告キャンペーンを展開し,新たに掲げたスローガンなどの浸透を図る予定である。