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 ノート・パソコンの内部に組み込むPCIバス・ドーター・ボードの規格「Mini PCI」の仕様1.0版が確定したことを,標準化組識のPCI SIG(Peripheral Component Interconnect Special Interest Group)が明らかにした。メンバ企業に対する30日間のレビューを経て,最終仕様が公布される。 

 Mini PCIバスは,一般消費者がドーター・ボードを拡張することを想定した規格ではない。ノート・パソコン・メーカが出荷時に,BTO(Build-to-Order)あるいはCTO(Configure-to-Order)を実現するうえで,標準規格を提供することをねらう。

 独自技術でノート機の薄型化あるいは軽量化を押し進める日本メーカは,Mini PCIの採用に消極的だが,米国メーカは好んで採用に動いている。たとえば,米IBM Corp.は1999年第2四半期から出荷を始めたノート機の一部に,Mini PCIを採用した。

 米Compaq Computer Corp.も最近発売した機種「Armada E700/M700/M300」に,Mini PCIを搭載している。なお,調査会社である米Cahners In-Stat社のアナリスト,Mike Wolf氏によると,「2003年までにMini PCI対応機の数は5900万台に達する」という。