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 米Atmel Corp.は,近距離無線データ通信技術「Bluetooth」の無線送受信モジュールのサンプル出荷を,2000年第1四半期から開始する。Bluetoothの送受信に必要なベースバンド処理LSI,RFトランシーバLSI,アンテナなどを一つのモジュールに収めた。

 HCI(Host Controller Interface)やL2CAP(Logical Link Control Adapter Protocol)などのソフトウエアも提供する。ノート・パソコンや携帯型情報端末などへの適用をねらう。 モジュールに収めたのは,ベースバンド処理LSI「AT76C551」,RFトランシーバLSI「T2901」,容量1MビットのフラッシュEEPROM,アンテナ, EMI対策部品などである。

 このうちAT76C551とT2901,フラッシュEEPROMは,BGAに封止した。 AT76C551は,マイクロコントローラとしてARM7TDMI,32KバイトのSRAM,CVSDと対数PCMの音声コーデック(符号化/復号化器)などを集積した。さらにUSB1.1,UART,PCMCIAの各インタフェース回路を備える。  

 T2901は,Atmel社のTemic Semiconductor部門が設計を担当した。シンセサイザ回路やVCOなどを集積する。SiGe技術で製造したアナログ・フロントエンドLSI「T7024」を外付けすれば,利得を+20dBmにでき,伝送距離を100mまで伸ばせる。サンプル価格は未定。