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ソニーが米Sun Microsystems, Inc.と提携する。ネットワークにつながるディジタル家電をインターネットに接続する技術を両社で共同開発することをねらいとしている。共同開発の第一弾として,ディジタル家電とインターネットを相互につなぎあわせるホーム・ゲートウエイ・サーバに向けたソフトウエアの開発を手がける。セットトップ・ボックスやディジタル・テレビ受像機などに,インターネット経由でコンテンツを配信するほか,機器のメインテナンス・サービスをリモートに実現できるようになる。

 具体的には,ソニーや松下電器産業が中心となって開発しているソフトウエア技術「HAVi」と,Sun社のソフトウエア技術「Jini」を相互につなぐ。両社はすでに,HAVIとJiniを相互接続する試みを手がけているが,このペースをさらに速める追い風要因となる。今回の提携をキッカケに両社は,「ホーム・ゲートウエイ・ソフトウエア」を実装したプロトタイプ機の開発に着手したことも明らかにした。ソニーは,共同開発したソフトウエアを実装した家庭用ディジタル機器の開発を予定しているという。

 今回の提携発表では,HAVi陣営からソニー以外の名前は挙がっていない。とりあえずは2社間の提携にとどまる。

 ちなみにソニーは,1998年春に米Microsoft Corp.とも提携している。さらに米Intel Corp.とも提携関係にある。民生機器業界ではほかに例のないほど幅広く,コンピュータ業界との歩み寄りを急いでいるといえよう。