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 ソニー・コンピュータエンタテインメントと東芝が共同開発している,家庭用ゲーム機向けの信号処理プロセサとRISC型マイクロコントローラの概要が明らかになった。家庭用ゲーム機「プレイステーション」の後継機種への搭載を予定しているもよう。1999年2月に米国で開かれる半導体関連の学会「IEEE International Solid-State Circuits Conference」で発表する。

 信号処理プロセサは,浮動小数点データ用に,10個の積和演算器と4個の除算器を集積する。3次元グラフィックスのジオメトリ演算を想定しているとみられる。このほかに,MPEG2ビデオのデコーダ回路や10チャネルのDMAコントローラ回路などを組み込む。トランジスタ数は1050万個。チップ寸法は17×14.1mm2と組み込み用としては大きい。動作周波数は250MHzである。

 RISC型マイクロコントローラは2ウエイのスーパースカラ構造を採る。 動作周波数は250MHz。MIPSアーキテクチャに準拠する。 マルチメディア・データの演算用に100個以上の命令を追加した。 8Kバイトのデータ・キャッシュと16Kバイトの命令キャッシュのほかに, 16KバイトのRAMを内蔵する。チップ寸法は10.9×6.3mm2。 11月9日(月)には日経エレクトロニクスのホームページ上でさらに続報の予定。