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 東芝は,ノート・パソコンに搭載したLiイオン2次電池モジュールの一部に過熱・発火の恐れがあるとして,約1万個を無償交換すると発表した(ユーザーへのお知らせ)。電池セルはソニーエナジー・デバイス製である。以前に約1000万個を無償回収した同社製の電池とは異なる品種で,東芝以外には出荷していないという。

 現在までに,問題の電池セルで発火事故が3件起きている。発生時期は2006年9月,2006年11月,2007年6月で,いずれの電池セルもソニーエナジー・デバイスの栃木工場で2005年12月3日に製造したものだった。同じ日に製造した品種で立て続けに事故が起きたことから,同日に製造したロットの電池セルを含むモジュール1万個を無償回収の対象とした。事故に伴う人的被害はないという。

 発火の原因は調査中である。電池内の短絡痕が不明瞭なこと,電極が受けたダメージの様子から,以前の回収で発火原因とされた金属粉の混入とは異なるとみられている。

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