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 沖電気工業は1999年度中間期(4月~9月)の単独決算を発表した。1998年9月から進めてきたリストラ策の効果が出始め,純損失は前年度同期の222億円から,21億円まで縮小した。これで,1999年度通期の黒字化(30億円の純利益)にメドがたったという。

 売上高は対前年度同期比2.8%減の2082億円にとどまった。主要3部門のうち,電子デバイス部門が同17.8%増の686億円と売り上げを伸ばしたが,情報処理装置部門が同17.1%減の787億円となり,相殺された。電子通信装置部門は同0.9%増の598億円と伸び悩んだ。電子デバイス部門では,画像処理装置やプリンタ向けに4MビットDRAMと16MビットDRAMの売り上げが伸びた。情報処理装置部門は金融機関の投資抑制が大きく響いた。なお,部門別の損益は公開していない。

 投資関連では,研究開発投資を抑える。1999年10月に,研究開発本部を再編し,コーポレート研究部門とカンパニー研究部門に分離した。今後,研究開発テーマを見直し,約半分に絞り込む。こうすることで当初予定の285億円を265億円に圧縮する。前年度は335億円だった。