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 松下電器産業は,1999年度中間期(4月~9月)の連結決算を発表した。映像機器や家庭用電化製品など民生分野の売り上げが減少し,グループ全体の売上高は対前年度同期比8%減の3兆5927億円だった。国内の売上高が同3%減だったのに対し,海外の売上高が同12%減と追い討ちをかけた。海外の売り上げ減少は,おもに円高影響という。営業利益は同38%減の652億円と大幅に減少した。

 民生分野の業績は,全体として低調だった。DVDプレーヤの売り上げは伸びたが,アジアやロシアなどで映像機器の売り上げが落ちた。同分野の売上高は,同11%減の1兆4885億円。

 産業分野の売上高は,同10%減の7527億円だった。ハード・ディスク装置やモニタ用ディスプレイなど,パソコン周辺機器の価格低下が売り上げ減につながった。携帯電話機やパソコン本体,自動車用ナビゲーション装置の売り上げは伸びた。

 同社は,1999年度通期(1999年4月~2000年3月)の売上高を,7兆3000億円,営業利益は同15%減の1640億円を見込む。中間期の業績低迷を受けて,期初の予想(1999年5月18日発表)から売上高を1000億円下方修正した。