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 米Motorola, Inc.は,2007年第2四半期(2007年4~6月)の決算を発表した(発表資料)。売上高は対前年同期比19.3%減の87億3200万米ドルと2ケタの減収。純損失は前年同期の13億8400万米ドルの黒字から,2800万米ドルの赤字へ転落した。mobile device端末の出荷台数の落ち込みが影響したという。

 同社のchairman兼chief executive officerであるEd Zander氏は,「mobile device端末の出荷台数の減少で売上高が予想を下回り,2007年第2四半期は厳しい期となった。しかし, Home and Networks Mobility部門とEnterprise Mobility Solutions部門が堅調に伸びた」と話した。

 事業部門別に見ると,携帯電話機を中心とするMobile Devices部門の売上高が,対前年同期比40.2%減の42億7300万米ドルとなった。大幅な減収となった要因は,mobile device端末の出荷台数が全体的に低下したことだという。特にアジアや欧州,中東,アフリカ市場の低下が大きかった。2007年第2四半期の携帯電話機の出荷台数は3550万台。北南米市場においては,「RAZR」の販売が好調だった。また,2007年第2四半期は,新機種「RAZR2」シリーズや「MOTO Z8」などの出荷を開始した。同社は,世界の携帯電話機市場におけるシェアを13.5%と推計している。

 Enterprise Mobility Solutions部門は,対前年同期比41.7%増の19億2000万米ドルを売り上げた。Motorola社は事業部門を再編成しており,この部門はGovernment and Public Safety事業とEnterprise Mobility事業を含む。売り上げの増大には,2007年1月に完了した米Symbol Technologies,Inc.の買収が大きく貢献したという。企業向け製品は世界全体で需要が拡大したが,特にEMEA地域とアジア・太平洋地域で伸びた。

 Home and Networks Mobility部門は,Connected Home Solutions事業とNetworks businesses事業を含む。売上高は,対前年同期比9.4%増の25億6400万米ドルだった。デジタル・ビデオ・レコーダーやIPTV向け製品の需要が旺盛だった。

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