PR


代表取締役社長兼会長の小野寺正氏
 KDDIの2007年4月~6月期連結決算は,売上高が前年同期比5.7%増の8440億8300万円,営業利益が同15.6%増の1490億400万円と増収増益だった。

 携帯電話の累計契約数(auとツーカーの合計)は2007年6月末時点で2870万9000件となり,市場シェアは29.3%となった。番号ポータビリティ(MNP)による4月~6月期の純増は19万2000件と好調を維持している。解約率は前年同期から0.7ポイント低下して0.97%だ。

 MNP導入当初は「一人勝ち」の状況が続いたKDDIだが,2007年5月,6月と2カ月続けて契約純増数でソフトバンクに首位を譲っている(Tech-On!関連記事1同2)。これについて代表取締役社長兼会長の小野寺正氏は「当社の計画比で順調に進捗している。MNPでの転出が増えたり解約率が上がるようなら対策が必要だが,差し当たって手を打つ必要は感じていない」とした。

 2007年9月1日に導入する料金プラン「誰でも割」(発表資料)についても「NTTドコモの値下げ(2007年8月22日に導入する料金プラン「ひとりでも割引」:発表資料)を意識したもので,ソフトバンクへの対抗策ではない」と言い切った。誰でも割,ひとりでも割引はいずれも2年間の継続利用を条件に基本使用料を最大50%割り引くという内容だ。

■国内企業の最新の決算はこちらからご覧いただけます。