PR

 米NEC Electronics, Inc.(ホームページ)は,システムLSI設計向けの次世代EDAシステム「ACE-2(プロジェクト・コード名)」の開発ロードマップを一部公表した(リリース文)。ハードウエア-ソフトウエア協調設計など,RTLより上流の設計を支援する。

 同社は,ACE-2の開発計画を今年5月に公表した(EDA Online関連記事)。開発に伴う投資額は3000万米ドルで,3年間のプロジェクト。同社,NEC,EDAベンダ,設計コンサルティング企業からの約50人の技術者がチームを作り,開発に取り組む。EDAツールの開発は基本的にEDAベンダに任せる。プロジェクトでは,設計フローの詳細やライブラリのモデリングといった,実際の設計に当たって必要になる事項を詰める。システムLSIの開発工数を現在の1/3に短縮することを目指す。約10年前に開発した「ACE(プロジェクト・コード名)」同様,開発後はNECグループ全体で使う。ちなみに,ACEの製品名は「OpenCAD」である。

 今回公表したのは,2000年3月に完了予定のフェーズ1で扱う項目である。具体的には,ソフトウエア設計と検証,ハードウエアの検証,IPコアのモデリング,RTLデザイン・プラニング。フェーズ2以降では,性能解析,ハードウエアの設計,ハードウエア-ソフトウエアのトレードオフ,システム解析を扱う。2002年中に全フェーズが完了する予定。

関連用語