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 米Expressive Systems, Inc.は,簡単なダイアグラムからRTL記述までをサポートするグラフィカル入力ツール「Expressive-II」の販売を始めた(リリース文)。もともとアイルランドの3COM社用に開発したツールで,3COM社は10品種のASIC設計に適用したという。

 かつてESDAツールと呼ばれた,HDLのグラフィカル入力ツールに画面は似ているが,役割は異なる。HDLのグラフィカル入力ツールは,描いたダイアグラムからRTLのHDL記述を自動生成するが,今回の製品は,その前段階に使うという。すなわち,大まかな仕様をRTL記述に相当する詳細データへ変換する作業を支援する。

 今回のツールでは,「port」,「Block」,「Bundle」の三つで,所望のLSIを表す(下図参照)。それぞれ,「端子」,「処理ブロック」,「信号」に相当するといえる。
 このダイグラムは階層をもつことができる。階層を増やすなどして,単純なダイアグラムから複雑なダイアグラムに詳細化していく。最終結果からは,RTL(register transfer level)のテンプレート(VHDLまたはVerilog-HDL)が出力される。詳細なRTLコードは設計者自身が入力する。

 UNIX,Windows,Windows NT上で稼動する。即日出荷。

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