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 富士通は,同社と富士通研究所が共同開発した,楕円曲線暗号コプロセサと強誘電体メモリを混載した8ビット・マイクロコントローラ「MB89R905」の受注を1999年12月から始める(リリース文)。暗号,署名処理を必要とする,モバイル端末やディジタル家電,スマート・カードを使用した安全管理システムなどへの適用をねらう。

 富士通によれば,楕円曲線暗号を採用することで鍵長を短縮できるようになったという。RSA信号で2048ビットの鍵長で得えられる安全性を,楕円曲線暗号では211ビットで得られる。また,強誘電体メモリの採用で,EEPROMを使う場合に比べて速度,消費電力,書き換え可能数が向上するという。EEPROMから強誘電体メモリに代えることで,書き換え速度が1000倍以上,消費電力が1/100程度,書き換え可能数が10万倍以上になる。