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 ホンダは,2007年度第1四半期(2007年4~6月)の連結決算を発表,同年度通期の業績を上方修正することも明らかにした。特に4輪事業が好調だったため,売上高/営業利益/税引前利益/当期純利益のすべてで第1四半期の過去最高を更新。売上高は2兆9311億円,営業利益は2216億円で,前年度同期と比べてそれぞれ12.7%,8.9%増加した。

 2007年度第1四半期の4輪事業の売上高は2兆3272億円(前年度同期比11.1%増),営業利益は1483億円(同1.2%減)で,増収減益。増収に伴う利益の増加やコストダウン活動,為替差益などの増益要因があったものの,北米市場でのインセンティブ(販売奨励金)の増加や原材料価格の高騰などにより減益となった。リコール対策費に前年度同期より90億円多く当てていることも響いた。売上高営業利益率は6.4%で,前年度同期から0.8ポイント悪化している。

 4輪事業の販売台数は94万6000台で,前年度同期の89万6000台から伸長した。日本市場は13万6000台(前年度同期は15万6000台)で縮小傾向(特に登録車)ながら,北米/欧州/アジア市場で販売台数を伸ばしている。各市場の台数はそれぞれ46万5000台(同45万6000台),9万2000台(同7万1000台),18万7000台(同15万3000台)である。モデル・地域別の主な増減内容は,日本市場では「ストリーム」が増加したものの「ステップワゴン」「ゼスト」が減少,北米/アジア市場で「CR-V」が増加というものである。

 2007年度通期の業績見通しは,売上高が12兆3500億円(前年度は11兆871億円),営業利益が8800億円(同8518億円),税引前利益が8850億円(同7928億円),当期純利益が6250億円(同5923億円)。前回(2007年4月25日)発表時と比べるとそれぞれ6000億円,1100億円,1050億円,500億円の上方修正である。営業利益の上方修正分1100億円のうち1080億円は対米ドルとユーロの「前提となる為替レート」を円安になるよう変更したことによる影響だという。

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