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 米Intel Corp.は2007年7月24日,同社がこれまで販売してきたマルチスレッド・プログラムを開発するためのライブラリ「Threading Building Block(TBB)」をGPLv2ライセンスでオープンソース化すると発表した。コミュニティ向けのサイトも開設している。

 TBBはC++言語のテンプレート機能を利用して作成したライブラリ。プログラマはOSのスレッドそのものではなく,「タスク」という単位で処理を実現できる。マルチスレッド処理に必要な細かな制御が不要になるという。コアの数などはTBBが把握し,適切なスレッドに分けて実行するので,並列性が高い処理であればコア数増大の恩恵を被ることができる。

 サポート付きのパッケージとして製品販売は継続する。同社は最新のC++コンパイラ製品にTBBを添付するなど,マルチコアを有効活用するプログラムの普及に努めてきた。今回のオープンソース化もその一環といえる。