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 米Corning Inc.は,独自の光ファイバ設計技術「nanoStructure」を適用し,標準的なシングル・モードの光ファイバより100倍きつく曲げられるという光ファイバを開発した(発表資料)。同社は2007年2月以来,米Verizon Communication Inc.と,この技術を利用した集合住宅用設備の共同開発チームを組織してきた。今後,Verizon社が米国で展開しているFTTHサービス「FiOS」などに生かしていく構え。

 Corning社によれば,この新しい光ファイバは,強く曲げてもほとんど光や信号を損失せず,高速インターネットや音声/HDTVストリーミングといったサービスを提供するFTTHの標準要件を満たす性能を維持するという。「銅線並み逞しさ」(同社)で,光ファイバの帯域幅を利用できる。製造プロセスや設置方法は,既存のものを流用でき,大きな投資は不要。光配線とそれに伴うハードウエアや装置を,シンプルで美しく設計できるなどの利点があると説明している。

 Corning社は2007年9月30日~10月4日,米国フロリダ州Orlandoで開催される「2007 Fiber-to-the-Home Conference」で,nanoStructureを応用した製品群(光ファイバ,ケーブル,ハードウエア,装置など)を紹介する予定。

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