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 ソニーは1/2インチ光学系に対応した211万画素のCCD型固体撮像素子を搭載したディジタル・スチル・カメラ「DSC-F55K」を発売する。民生用で200万画素を超えるディジタル・スチル・カメラの発表は初めてである。有効画素数は202万画素で,最大1600×1200画素の静止画が撮影できる。

 1998年秋に続々と1/2インチ光学系に対応したディジタル・スチル・カメラ用のCCDが登場してから,ディジタル・スチル・カメラ・メーカ各社は激しい製品化競争を続けており,ソニーは発表で一歩先んじた格好となった(CCDをめぐる動向の詳細は日経エレクトロニクス1998年12月 14日号に掲載)。

 ソニーは記録媒体として,同社が開発したフラッシュEEPROM内蔵の小型メモリ・カード「メモリースティック」を採用した。メモリースティックを直接挿入して使う製品は今回が初めて。すでに,カメラ一体型VTRなどメモリースティックを使える製品があるものの,これまではPCMCIA規格に準拠したアダプタ・カードを介する必要があった。

 静止画の記録形式は,電子工業振興協会が制定した「DCF」(Design rule for Camera File system)である。MPEG1(Motion Picture Experts Group Phase1)形式で動画を記録する機能も備える。これにあわせて,記録容量16Mバイトのメモリースティック「MSA-16A」も発売する(価格は 7700円)。16Mバイトあれば,160×112画素の「ビデオメールモード」で撮影したMPEG1の映像データを約10分40秒にわたって記録できるという。

 外形寸法は103×79.1×48mm3。本体の重さは約250g。発売日は1999年4月1日。価格は11万5000円。記録容量が4MBのメモリースティックが付属する。

ソニーのリリース http://www.sony.co.jp/soj/CorporateInfo/News/199901/99-014/index.html