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 調査会社の米IDC Corp.は,SSD(solid state drive)の世界市場予測を発表した(発表資料)。それによると,2006年のSSDの世界出荷金額は3億7300万米ドル。今後は年平均71%で成長し,2011年には54億米ドルに達する見通しという。SSDはこれまで,ハイエンドでニッチな用途の製品として考えられてきたが,メモリ技術の進歩と価格の下落により,今後は主要な製品になるとIDC社は説明する。

 SSDの需要拡大に最も貢献するのはパソコン市場だという。パソコン市場では,出荷台数のシェアがデスクトップ・パソコンからノート・パソコンに移行しつつある。ノート・パソコンへの出荷台数の移行によって,持ち運びしやすいことや耐衝撃性といった性能の重要性が増しているが,SSDはこのような要求を満たす。中でも,有望な市場は企業向けの市場という。

 IDC社は,NAND型フラッシュ・メモリの価格の急速な下落に伴い,今後SSDの価格も下落していくと予測する。この価格下落によって,大容量化の進行とともに,SSDは小容量な記憶装置の市場でHDDと競合するようになるという。また,SSDのOEMメーカーは,特に企業向け市場において,書き込み回数の限界など読み込みや書き込みに関する問題に対処する必要があるとする。

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