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 村田製作所は,2007年度第1四半期(2007年4~6月)の連結決算を発表した。携帯電話機やパソコン,デジタル家電などの市況が好調だったことから,売上高は対前年度同期比11.4%増の1485億円,営業利益は同16.7%増の295億円の増収増益だった。売上高は,四半期ベースで過去最高となる。純利益は12.7%増の178億円。2007年度通期の業績予想は4月発表から変更はなく,売上高6150億円,営業利益1220億円を見込む(PDF形式の発表資料 PDF形式の説明資料)。

Bluetoothモジュールは減収へ

 売上高の増減を製品分野別に見ると,コンデンサ分野,圧電製品分野,モジュール製品分野がそれぞれ対前年度比17%~23%増と好調だった。一方,対前年度比で唯一減少したのが高周波デバイス分野で,売上高は同12.3%減の251億円である。減少の原因は,Bluetoothモジュールの不振にあった。「採用実績のあった携帯電話機の生産が終了したり,顧客がモジュールを使わない設計に変更したことなどが響いた」(村田製作所)という。

 好調だったコンデンサ分野の売上高は,対前年度同期比23.0%増の601億円。主力のチップ積層セラミック・コンデンサが貢献した。特に容量1μF以上の大容量品が好調で,デジタル家電や通信機器,パソコン向けなどすべての用途で業績を伸ばしたという。

 やはり好調の圧電製品は,SAW(表面波)フィルタの出荷量が増えたという。SAWフィルタは主に携帯電話機に搭載されており,端末の出荷台数の増加に加えて,マルチバンド化によって1台当たりの搭載個数が増えたことが後押しした。

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